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コンピュータ大貧民講習会


※電気通信大学公開講座との共同企画※

講座名  ゲーム情報学と人工知能−誰でも作れるコンピュータ大貧民−
内  容  コンピュータに知的ゲームをさせるという夢は、コンピュータが生まれる百年も前から
      論文として発表されています。そして、その目的のために、多くの人工知能や認知科学
      の研究がなされてきました。
        本講座では、日本で最もポピュラーなゲーム「将棋」「囲碁」の研究の歴史から昨今
      の進歩について紹介し、昨年から本学で開催されている「コンピュータ大貧民大会」の
      概要と目的について説明します。さらに、昨年実施した「飛び入り参加プログラム」を体
      験していただき、コンピュータ大貧民プログラムの作り方について説明します。
講 師   情報工学科   助教  伊藤毅志
       情報通信工学科 教授 西野哲朗
       システム工学科 助教  西野順二
       九州工業大学 知能情報工学科 講師  中村貞吾
日  程  7月28日(土) 13:00〜16:20
       8月 4日(土) 13:00〜17:00 の2回 
時間数   計 7時間
対象・定員 一般の方 60人(先着順) ⇒参加申込みHPはこちら!(7月5日公開開始予定です)
受講料   無料
開催場所 大学内(総合研究棟301)

<タイムスケジュール>

7月28日(土)
13:00-14:30
 「コンピュータ将棋の最近の動向」
情報工学科 伊藤毅志
 ゲーム情報学の歴史と人工知能、認知科学研究とのつながり、コンピュータ将棋の進歩の歴史と
昨今の動きについて紹介する。

14:50-16:20
「ゲーム情報学の中のコンピュータ囲碁」
九州工業大学 知能情報工学科 中村貞吾

8月 4日(土)
13:00-13:30 
(仮)「コンピュータ大貧民大会の概要」 
情報通信工学科 西野哲朗

13:30-14:30 
(仮)「誰でも作れる『飛び入り参加の部』の説明、及び作成」西野哲朗+TA

 受講者を5人ひと組のグループに分け(12グループが出来ることを想定)「飛び入り参加の部」用
のアンケート用紙(25個程度のパラメータ値の指定が必要)を、各グループで検討して決めていた
だく。その際に、大貧民を知らない中高年の方が若干おられるので、UECトランプを使って、30分
ほど実際にプレイしながら、パラメータ値を検討していただく。2グループに1名のTAが付いて(TA
6名が必要)各グループの議論をガイドする。

14:30-15:30 
(仮)「コンピュータ大貧民プログラミング概要」
システム工学科 西野順二


15:30-17:00 
(仮)「参加者によるミニ大会;デモ」
西野哲朗+TA

 4グループに対して、ダミープログラムを1つ入れて、5つのプログラムで対戦を行う(ダミープロ
グラムの挿入の仕方は、参加人数を見て、適宜決めます)。そのようにして、全部で3回戦を行い、
成績上位の実際のチームのプログラム(ダミープログラムを除く)の上位5チームによる決勝戦を行
い、優勝チームに大富豪認定証をお渡しする。


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