第2回UEC杯5五将棋大会(UEC55-2008)

五5将棋用棋譜フォーマット

五5将棋用棋譜フォーマットについて

五5将棋用棋譜フォーマット(MSK形式Mini-Shogi Kifu)は、5五将棋におけるコンピュータ上での棋譜のやりとりを効率よく行う為の記述方法です。

本将棋用に作られたプログラムからの移行の便を考慮して、CSA形式の棋譜ファイルフォーマットとほぼ共通の記述が使えるようになっています。

CSA形式の棋譜フォーマットをご存じの方は、まずそちらを五5将棋のサイズで適用しなおしてください。

その後、本大会で必要な事項を付け足していくことをお勧めします。

msk形式サンプルファイル

基本的な要素

エンコード

ファイルはテキスト形式で扱い、文字エンコードや改行コードは出力するマシンの標準に合わせて構いません。

拡張子は.mskを推奨します。

情報の単位

1行が1つの単位となります。

ただし、,(カンマ)で終わる行は次の行に続くものとして扱います。

駒の略称について

駒の種類を記述する必要があるとき、アルファベット大文字2文字で次のように略します。

歩FU
角KA
飛HI
銀GI
金KI
王OU
とTO
馬UM
竜RY
成銀NG

駒の位置について

位置の情報を記述する必要があるとき、数字2桁で次のように表します。

例:2四の位置を表現するとき→24

なお、盤面は右上が11、左上が51、右下が15、左下が55です。

00は駒台を表します。

先手後手符号について

先手か後手かを明示する場合、+と-の記号を使います。

先手が+で、後手が-となります。

コメント

'(アポストロフィー)で始まる行はコメントとして無視します

MSKフォーマットの構造

MSKフォーマットは以下の要素を持ちます。

※赤字は今大会での必須項目です。

  1. バージョン情報
  2. 対局情報(一部必須項目)
  3. ・対局者名

    ・棋戦名

    ・対局場所

    ・対局開始日時

    ・持ち時間

  4. 初期配置情報
  5. 手番情報
  6. 指し手情報(棋譜情報)

このうち、バージョン情報と指し手情報以外は省略出来ます。

順序を変えることは出来ません。

バージョン情報(必須項目)

その棋譜ファイルがどのバージョンの棋譜フォーマットに従うかを記述します。

この文章のバージョンは、「V1-MSK」です。

コメントを除く最初の行に次のように記述して下さい。

V1-MSK

対局情報(一部必須項目)

対局に関する情報を記述します。

この項目は省略することが出来ます。

この項目は、次で示す属性と値の組を、任意の個数・好きな順番で記述します。

この項目のデータは、Nか$で始まります。

対局者名(必須項目)
N+(文字列)
N-(文字列)

N+が先手の名前、N-が後手の名前を記述します。

棋戦名
$EVENT:(文字列)

大会名などを記述します。

対局場所
$SITE:(文字列)

対局場所を示す文字列を記述します。

対局開始日時
$START_TIME:YYYY/MM/DD hh:mm:ss

対局が始まった時刻を記述します。

YYYYに西暦年を、MMに月の数字を、DDに日付を記述します。

hh:mm:ssに、24時間式での時間を記述します。時間は省略出来ます。

対局終了日時
$END_TIME:YYYY/MM/DD hh:mm:ss

対局が終了した時刻を記述します。

記述法は対局開始日時と同じです。

持ち時間
$TIME_LIMIT:hh:mm+ss

持ち時間を記述します。

hh:mmに、持ち時間が何時間何分なのかを記述します。

+ssに、秒読みが何秒あるのかを記述します。

開始局面

棋譜ファイルの開始時点での局面を記述します。今大会では使用しません。

この項目は省略することができます。その場合、標準の初期配置(PI)であるものとします。

この項目のデータは全てPで始まります。

初期配置の記述にはいくつかの方法があります。

標準初期配置+駒落ち
PI

PIとだけ記述すると、標準の初期配置がそのまま使われます。

PI15HI14KA

PIの後に位置・駒の種類の組み合わせを記述することによって、指定された駒を落とします。

例の場合、一5の飛車と一4の角を落として開始します。

一括表現
P1-HI-KA-GI-KI-OU
P2 *  *  *  * -FU
P3 *  *  *  *  * 
P4+FU *  *  *  * 
P5+OU+KI+GI+KA+HI

Pに続けて行番号を書くと、その行の駒を一括して配置出来ます。

例の場合、標準の初期は位置と同じになります。

駒は3文字で表します。最初の一文字が先手後手符号、次の2文字が駒の略称となります。一文字目が+でも-でもない場合は空白として扱います。

単独表現
P-22GI

駒を1つ1つ置く場合、Pに続けて、先手後手符号・位置・駒の略称を記述します。

P+00FU

駒台に駒を置くことも出来ます。

P-00AL

ALを駒の略称にすると、今使っていない全ての駒を表します。

手番情報

+
-

開始時点でどちらの手番なのかを記述します。

この情報は省略出来ます。

先手後手符号を記述して下さい。

指し手情報(必須項目)

実際に指された手を記述します。

手の情報を、指された順に上から記述していきます。

+3544GI

指し手は、先手後手符号・移動前の位置・移動後の位置・移動後の駒の種類で表します。

例は、先手が35にあった銀を44に動かしたことになります。

持ち駒を指すときは、移動前の位置を 00 にして表します。

+0033KI

例は、先手が33に持ち駒 金 を打ったことになります。

駒が成るときは、移動後の駒を成った後の駒にすれば表せます。

-4152KA
T15

駒の移動の情報の次の行に、Tで始まる行を記述すると、直前の手の消費時間を秒単位で記述出来ます。

例は、後手が41の角を52に動かし、その手に15秒消費したことになります。

特殊な指し手

移動情報の代わりに、次のような特殊な指し手を記述することが出来ます。

投了%TORYO
中断%CHUDAN
千日手%SENNICHITE
時間切れ%TIME_UP (手番側の時間切れ)
反則負け%ILLEGAL_MOVE (手番側の反則負け、反則の内容はコメントで記録可能)
持将棋%JISHOGI
(入玉で)勝ちの宣言%KACHI
(入玉で)引き分けの宣言%HIKIWAKE
待った%MATTA
詰み%TSUMI
不詰%FUZUMI
エラー%ERROR

サンプル

’ここからサンプル
’バージョン情報
V1-MSK
’対局情報
N+SUGATA
N-NAKASHIZU
$SITE:SHOGI_DOJO
’初期配置
PI
+
’棋譜
+3534GI
T5
-3122GI
T6
+2514HI
T3
-4114KA
T10
+1514HI
T5
%CHUDAN
’ここまでサンプル
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