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UEC杯5五将棋大会、サイコロ将棋大会

UEC杯5五将棋大会、サイコロ将棋大会とは?

5五将棋は、適度な難しさを持ったゲームでありながら、プレー人口が少なく、創造性を刺激されるゲームです。また、2015年に当研究室で開発したサイコロ将棋は、5五将棋にサイコロの不確定さを導入したゲームです。本サイトでは、これらのゲームの面白さを広めるとともに、様々な思考ゲームの基本として、本ゲームを提案していきたいと考えています。
将棋や囲碁のコンピュータプログラムを作ってみたいが、「知識が無いので敷居が高すぎる」「ゲーム自体が難しすぎる」などの障害があり、断念していた人も多いのではないでしょうか?5五将棋は、探索範囲も狭く、複雑な定跡や手筋などを記述する必要もなくプログラミングも容易です。思考ゲームのプログラミング入門編として、最適であると考えます。また、プレーする人も初めてプレーする人が多いので、熟達化の過程には、認知科学的な様々な知見の宝庫であると思います。
これまでUEC杯5五将棋大会は、11月の調布祭(電通大学園祭)時期に開催しておりましたが、2016年度の第10回大会から3月のGAT(Game AI Tournament)で開催することにしました。同時期に、UEC杯サイコロ将棋大会も開催したいと思います。
引き続き、大勢の皆様の参加をお待ちしております。
その他に、GPWのナイトセッションなどでも、これらのゲームのミニ大会を開催したいと考えています。
5五将棋、サイコロ将棋はそれぞれの興味に沿って、色々な楽しみ方があるゲームだと思います。目的に合わせて、お遊びいただいて、大会にも是非ご参加下さい。

電気通信大学 情報工学科 助教  
エンターテイメントと認知科学研究ステーション代表  
伊藤毅志  


過去の大会